刀 謹宝剣小烏丸写し 宮本包則 明治38年 帝室技芸員 明治期

------商品説明------
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小烏丸写しの宮本包則銘の切られた太刀の出品です。

宮本能登守包則は、天保元年8月25日伯耆国武田村大柿の造り酒屋を営む旧家に生まれました。
嘉永4年の22才の時に刀工を志して、備前長船横山祐包の門人となり、備前伝の鍛刀を学びました。
明治19年、同郷の因幡の刀工である日置仁平兼次と共に、伊勢神宮の宝剣・鉾・鏃など多数を精鍛してその大業を果たし、さらに明治39年4月に月山貞一と共に帝室技芸員の栄職につき、専ら皇室の刀剣類を謹鍛したと言われております。

■刀身
写しの元になった御物・小烏丸は直刀と湾刀の過渡期に作られた一振りで、切先両刃造と言う造込みで、刺突と切断の両方が可能だとして考案されたと言われており、代表的な作例が小烏丸であることからこの様な刀の造りを「小烏丸造り」とも言われる様になりました。

反りが深く、切っ先まで身幅の広い体配は豪壮で存在感のある一振り。
地肌は透明感のあるよく詰んだ小板目が見受けられ、匂い出来の直刃文が走っております。
骨董品の為経年による擦れ等ございますが、鑑賞には問題ないかと思われます。

鉄味の良い茎は手に吸い付くような落ち着きある黒錆に覆われております。
「謹宝剣小烏丸ヲ写ス」と切られており、反対面には「帝室技芸員 宮本包則」と銘が切られており「明治三十八年八月吉日」と年紀も入っております。

■拵え
綺麗な白鞘と豪華な金着せハバキが付属します。

■付属品
白鞘・登録証・刀袋


華やかさが一際目を引く一振りを、コレクションや歴史的資料にいかがでしょうか？
見た目が美しい為、このままでも十分鑑賞できる一振りと思います。


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骨董品なので、経年の疲れなどがございます。神経質な方のご入札はご遠慮ください。
ご落札後はノー・クレーム＆ノー・リターンでお願い致します。画像をよくご覧になって入札いただけますよう、よろしくお願い致します。

皆様からの沢山のご入札、心よりお待ち申し上げております。

------サイズ------
種別…刀
長さ…60.6cm
反り…1.6cm
目くぎ穴…2個
銘…〈表〉謹宝剣小烏丸ヲ写ス
〈裏〉帝室技芸員 宮本包則 明治三十八年八月吉日

元重…約6.3mm
元幅…約29.6mm
先重…約4.8mm
先幅…約22.4mm

元重、元幅は区元で、
先重、先幅は切っ先から3cm下で計測。

------送付方法------
ヤマト運輸

------その他------
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