値下しました。少し色味がある久米島紬です。模様の大きさも中くらいで着用しやすい柄行です。証紙なしですが、久米島の特徴がよく表れています。綺麗ですので着用回数は極少ないと思われます。ものすごく多様な模様があります。地は泥染とティチカ（シャリンバイ）で何度も染められた赤味の黒です。個々に色味には差があります。こちらの久米島は少し明るめの焦げ茶色です。大島なども茶色に差がありますね。久米島紬は6番目の重要無形文化財に指定されています。伝承されている製作技術の技を保存するためです。模様はほかには見られないぼかし織です。括りの方法が違います。独特の絣括りの技があり、こちらの着物にも久米島紬独特の括りの跡が見られます。無地部分に細い線の跡が縦横にうっすらとあります。それが括りの跡です。泥染の琉球絣との違いはその括りの跡があることです。とてもよく似ているのですが、琉球紬には括り跡はありません。こちらの着物には特徴がとてもよく表れています。染はすべて島内に自生している植物　泥染で行われています。泥染ではない久米島紬もありますがこちらは泥染です。糸取りから括り、染め織りまですべて手作業です。滑らかな洗練された布地とはちょっと違っています。昔から伝わる織りはとても素朴です。身丈　　157裄　　　65　3㎝可能袖丈　　49後ろ幅　29前幅　　23